「円安」「円安」
ここ最近、聞かない日は無い・・って言うくらいよく聞くワードですよね。
4月に1ドル=130円と突破した。何てニュースを耳にしますが、はっきり言ってドルが幾ら
なんて言うことよりも、スーパーの野菜が高騰した。とかガソリンが高騰した。
ってニュースの方がみなさんの家計に直結して家計に負担が掛かるので重要ですよね。
実際、僕が会社で食べるために、スーパーで購入しているお弁当も値段が上がっててびっくり
しました。
少ない小遣いの中からやりくりしているんだぞ!!
と発狂しそうになったのは、記憶に新しいです。
では実際に、いい機会なのでおさらいも含め、一緒に勉強していきましょう。

そもそも円安ってなんなの??
混乱しがちで、上記のように言う人もいるかもしれないのでまずは定義から説明すると
円安とは、もともと
100円=1ドル だったものが、
↓
200円=1ドル に変わる、この状態の場合
つまり、100円=0.5ドル
従来より、ドルを少なく買えることになるってことは、それだけ
円の値段が安くなった。=円安
ってことなんです。
逆に、「円高」はと言うと
円高とは、もともと
100円=1ドル だったものが、
↓
50円=1ドル に変わるり、この状態の場合
つまり、100円=2ドル
従来より、ドルを多く買えることになるってことは、それだけ
円の値段が高くなった。=円高
ってことなんです。
では、次に疑問に思うのは

そもそもなんで円高とか円安とか起こるの?
「円高」と「円安」は、他の通貨と比較して、相対的に円が安いか、高いかです。
(他の通貨とは基軸通貨であるアメリカドルで基本見ています)
円の需要と供給のバランスによって価格が上下しています。
では、具体的になんで需要と供給のバランスが変化するのか?って言うと、主に3点あり
1⃣金利(金利が高い通貨の方が、リターンが大きく買われやすい)
2⃣景気(景気がよく経済が安定している方が、安全である)
3⃣国の政策(日本なら日銀の政策や発言により国の動向に影響を与える)
では、具体的に現在の円安による影響を見てみると輸入のコストが上昇が悪さをしています。
これにより、国内の企業の収益と我々消費者の購買力の低下につながっています。
一報でデメリットしかないのか・・
って言われるとそういうわけでもなく、国外へ製品等を輸出する企業にとっては逆に円安が
好材料として働くというメリットもあります。
過去、このメリットを生かし、意図的に円安を起こさせていた時代もありました。
ただ、現在の日本は、海外に製品を輸出して設けを得る企業はほぼありません。
結果、デメリットだけが浮き彫りになっている状態が続いている・・と言ったわけです。
このような状況下になると、我々としては、収入を増やすか、支出を減らすかのどちらかに
舵を切らなければなりません。
ただ、すぐに収入を増やせるか・・って言われると簡単ではない為、改善するのであれば支出
の見直しとなります。
この場合、まず過去の記事「家計簿とは地図である」でも書かしてもらいましたが、単純に
固定費45%+変動費35%+貯蓄20%のバランスに変化が生じてきます。
ガソリンは自動車維持に必要なため固定費
食費は、変動費
に該当する為、固定費と変動費の比率がアップしてしまいます。
ここで安易に、

旦那のお小遣いカットすればいいんじゃない?
とか

仕方がない、20%の貯蓄を少し減らしましょう・・
と考えると、一時的な対策のはずが円安が終わっても元に戻れないケースが多く見られます。
この場合、変動は出費が読めないため、固定費の低減することが最善策と言えそうですね。
いつまで続くか先の読めない、円安
じっと待っていても状況は、一向に改善しません。
固定費は、一度見直しすれば経済的効果がかなり期待出来るため、皆さんも一度家計簿と
にらめっこしながら、支出の見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
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