これから結婚する・・・
その様に考えている方は、式場はどこにするか?誰を何人くらい呼ぶか?いつぐらいの時期に結婚式をするべきか・・などなど悩みが尽きませんよね。
そんな中、それらと同じくらい気にするべきは、やはり費用(お金)です。
結婚が決まった際に、必然的に考えるべき4大費用と言えば
1⃣「婚約」
2⃣「結婚式」
3⃣「新婚旅行」
4⃣「新生活」
といった感じで、どのイベントにもかなりの額のお金が必要になってきます。
近年、2⃣の結婚式をやらない「ナシ婚」で出費を抑えるカップルもいるそうですが、実際に掛かってくる費用について、事前に把握した上でやるorやらないの判断を考え、一生後悔の無いようにしましょう。
まず初めに結論を言うと、婚約から新婚生活に至るまでのトータルで平均で「596万円」ほど、必要と言われています。

そんな額用意するの無理よ・・
はい。ぼくもそう思います。
ただ、この額は支出の平均額となりますので、具体的な内訳は、下図で見みましょう。

あくまでも平均な金額であり、地域など条件が異なれば、当然費用も異なってきます。
そして自分たちには、これは必要ないわ。とか、ここはあまり興味が無いから安くてもいいんじゃない?などフレキシブルに考えて頂いて構いません。
では費用を一連の流れと共に説明していきたいと思いますのでいざ、ご確認あれ~。
目次
婚約に掛かる費用っていくら?
結婚が決まってまず最初に行うのは、婚約です。
婚約を行った際、婚約指輪の購入やらご両親の顔合わせを行うためのお食事会やらといった具合に掛かる金額は、結納を除いた*お金で平均で約57万円程度といわれています。
*結納をやらない家庭が全体の3/4と増えてきているため、今回のケースでは除外しました。
(なお、結納とは男性から女性に渡す結婚準備金のようなものです。)

指輪もブランドや装飾によって大きく変わってくるため、あくまで目安ですが、3~40万程度の指輪を購入する方が一般的となっています。
2022年の婚約指輪のブランドランキングを調べてみると
1位:ティファニー (価格25万円前後~)
2位:ハリーウィンストン (価格100万円~)
3位:カルティエ (価格25万円~)
4位:4℃ (価格17万円~)
5位:ヴァンクリーフ&アーペル(価格60万円~)
【Ladys Me調べ】
といった調査結果になっており、ホントピンキリですよね。
ただ、有名ブランドでも25万円くらいから購入可能だし、安いものだと17万円くらいから選べることになっています。
この価格差を見ていると、感覚が馬鹿になって、17万円が安いなぁ・・って感じがして来るから不思議ですよね。
ピンキリ結婚式の費用の攻略
式場の規模や招待する人数、料理のコース、ペーパーアイテムなどの選択により大きく変わってきますが、平均で約362万円と言われています。


わたくしよしたかも結婚式には何回か出席しており、また自身の体験談から言わせて頂くと、食事とギフト(お返し)だけにはケチらないことをおすすめします!!
友人や会社の上司・先輩後輩などは当然二人の祝福した姿を見てお祝いをしたいのはもちろんのことではありますが、どのような料理が出されたか、どのような演出をしたか、どのようギフトを貰ったか・・などは、友人と話題になりまし、
そして、今はインスタなど投稿される時代です。
料理などが粗末な感じだと、皆さんの脳裏に割といつまでも残っていたりします。
なので、変なところでケチってしまうと、式自体がイマイチだった印象を持たれてしまいがちなのでやめることを推奨します!!
平均の式に掛かる費用、平均362万円と想像すると

ちょっと高すぎて、無理なんですけど・・
とヒヨっちゃう人もいるかもしれませんが、結婚式の場合、入るお金がありますよね。
そうです!!
友人や会社の上司、親戚などを招待することにより、ご祝儀が入ってくるんです!
その額は、平均で約176万8000円
プラスで両家の親からの援助もあるケースもありますが、不明確額なのでその分を加味しないとして、新郎・新婦1人当たり92.6万円((362-176.8)/2)とだいぶ払えそうな額まで下がってきましたよね。
ちなみに都内の結婚式場で今人気なのは、
- 八芳園(80名:約390万円)
- 東京會舘(80名:約360万円)
- ホテル椿山荘東京(80名:325万円)
- セントグレース大聖堂(80名:325万円)
- TRUNK HOTEL(80名:300万円)
と、言った格式高い歴史のある式場から新しい式場まで色々人気が有り悩みそうですよね。
金額的には、ほぼ平均に近い額となっているので、変にコスト重視にする必要も無いと思います。
この他、自分たちで支出を抑える方法としては、仏滅や友引など人気のない日程を選んだり、ペーパーアイテムなど自分たちで手作りしてコスト削減するなんて方法も可能であれば検討してみて下さい。
新婚旅行派もしくは、海外挙式派?
コロナもだいぶ規制が緩和されてきたため、海外旅行出掛ける夫婦も今後、また徐々に増えてくると思いますが海外へ1週間出掛けたケースで平均で約77万円程度。

ちなみに、結婚式と新婚旅行も兼ねた海外挙式は

と最高で200万円程度となります。
この場合は、必要最低限の限られた人しか呼べないため、ほぼご祝儀は無いものと想定し、1人当たり約100万円となりますが、新婚旅行も兼ねてこの金額と考えれば選択肢として候補に挙げてるのも、全然有りじゃないでしょうか。
2人の愛の巣、新生活について
もともと一緒に住んでいた場合やどちらかが一人暮らしでどちらかが実家暮らしなど、どのような2人に寄って、掛かってくる費用は大きく変わってはきますが、平均で約100万円程度掛かると言われています。

あくまでも平均ではあり、地域など条件が異なれば、当然費用も異なりますが、それでもかなりの
費用が掛かりますよね。
まとめ
結婚に関わる費用は、平均的な額は出しましたが、あまりアテにはなりません。
但し、ご祝儀など入ってくるお金もありますが、それでもとても多くのお金が掛かることだけは確かです。
なので、必要か否か(時にはコストカットなど)よくをよく見極め、事前にコツコツと蓄えておくことがベストと言えます。
そして自分たちの身の丈に合ったチョイスを行い、後々後悔の無いプランを考えていきましょう!!
どうしてもお金が足りない場合は、親の援助など相談してみると良いと思います。
ブライダルローンと言った手段もありますが、金利などの面から、あまり推奨はしません。
さて、今回、婚約から始まり新生活までの一連の流れを追いながら費用を見て頂きましたが、あなたは必要な費用を貯蓄するイメージが出来そうですか?
事前に知っておくことで働き方や貯蓄について、前向きに取り組んで頂けたら幸いです。
【おまけ】結婚後の夫婦について
ここからは、番外編でおまけであくまでも参考です。
当然ながら結婚後夫婦になり、家庭を築いていく上では、収入を得る必要があります。
収入を得るケースは、「共働き世帯」と「専業主婦世帯」の2ケースに分かれていますが、時代と共に変化してきています。
昔と比較すると、夫婦共働きの世帯が増加傾向にあり、2020年には「専業主婦世帯」が571万世帯に対し、「共働き世帯」が1240万世帯と2倍以上となってきています。

双方にメリット・デメリットがあり、
メリット | デメリット | |
専業主婦世帯 | ・時間に縛られない ・子供の体調不良など対応しやすい ・家事や育児など家庭に費やす時間が 多く取れる | ・社会復帰が難しい ・夫に先立たれた場合、生計を立てるのが 困難となる ・共働きより収入が劣る |
共働き世帯 | ・貯蓄が出来る(家計が安定する) ・老後の受給出来る年金が多い ・出産時の給付金の制度が手厚い | ・育児や家事の負担が大きい ・自由な時間が少ない ・飲み会や交際費や洋服代など支出が増す |
家庭は女性が守る。
そんな時代はとうに終わり、女性も結婚後や出産後でも外で働き稼ぎを得る時代に突入していることがグラフから読み取れますよね。
何故、最後に結婚後の働き方について紹介したかと言うと、お金の稼ぎ方が変わったことを結婚前に把握しておいた方が良いと思ったからです。
女性も、外で稼ぐ時代と言うことは、逆を言えば男性は、家事を手伝う時代です。
と言うこともよく把握して頂けたら、いつまでも円満な結婚ライフが送れるとぼくは思います。
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