政府が国民の毎年の歯科検診を義務付ける「国民皆歯科検診」制度の検討を表明したのは、記憶に新しい話しだと思います。
日本では、1歳半、3歳児、高校生まで学生に限り、毎年の歯科検診が義務付けられているが、卒業後の大学生や社会人などは、対象から除外されています。
(40歳から10年おきで70歳までは歯周病検診を行ってくれる自治体もあり)
また、保険適用外ということも要因となっており、受診率も著しく低いのが今の実態なんです。

今回はお金についてブログの投稿じゃないんですか?
とお思いですが、口の中には約2800万円の資産価値があるとさえ言われているんです!!
(ちょっと安い家とか買える値段ですよね)
これから、歯とお金の密接な関係について、説明していきたいと思いますので、チャンネルはそのままで!!
(ってテレビじゃないですが、以下お楽しみ下さい!!)
目次
歯医者さんに検診に行く理由について
まず初めに歯の検診をにし、歯医者さんへ行きますか?
通常、健診を行くとなると、歯医者さんにも寄りますが保険適用外のため5000~10000円くらいを実費で払う必要があります。
痛い思いをして、大人になってまで、わざわざ歯医者さんに行きたくない!!っていう方が多いんじゃないでしょうか。
では、なぜあえて検診を義務化しようとしたのでしょうか?
厚生労働省の担当の方、曰く
「歯周病の予防をしておかないとほかの病気にもつながるため」
だそうです。

ほかの病気?
では、具体的に見ていきましょう。
歯周病からくる他の病気とは?
歯周病が原因で、多くの病気につながると言われており、具体的には
- 誤嚥性肺炎
- 糖尿病
- 心臓病
- 脳梗塞
- 早産
- その他
など、多くの病気に発達する可能性があるため、事前に検診を受け、歯周病のリスクをなくすことで、医療費を抑制させよう・・
といった思惑があるんです。

日本とアメリカ他との歯に対する相違点について
そもそも、日本の歯に対する価値観は、世界とズレています。
日本の場合、多くの方は虫歯などになってから治療を行うことが多いですが、アメリカなど先進国では、事前に歯医者に行き、予防を行っているそうです。
また、年間に歯への予防に掛けている費用も、日本の場合、6000円なのに対し、アメリカなどでは36000円と6倍もの差があると言うデータも取れています。
その結果、下図のグラフを見て頂くと一目瞭然

日本の場合、定期的に健診を受けている方が8%、70歳の残存歯数は、8本といった具合に散々の結果です・・
なぜこれほどまでに歯に対する意識が異なるのでしょうか?
海外(特にアメリカ)では、歯の綺麗or汚いでその人の清潔感が決まるとさえ言われるほど、注目して見られてしまうパーツだと言われています。
人は見た目じゃない・・
とは言いつつも、会話をする前の第一情報としては、やはり外見で判断してしまいますよね。
その時に、身なりや歯が綺麗に保てていないと言うのは、諸外国的にはNGと言うことです。
(逆を言えば、日本は寛容と言う事ですが・・)
歯の値段はあるの?
そんな歯への価値観に対して意識の低い国、日本ですが皆さんは、歯1本当たりの値段って分かりますか?
考えた事もないですよね。
少なからず、歯に値段なんて付けられないでしょ。と普通の方は思いますが概略、いくらと言う値段があります。
歯の値段は、だいたい100万円と言われています。

安いのか高いのかよく分からないね
なぜ、この値段設定になっているかと言うと
実際に売買できるものではないのですが、交通事故や喧嘩で歯を失ったときは慰謝料を含めてこのくらいの値段で示談するのが一般的だからだそうです。
歯は、親不知を除いて、28本あります。
28本×100万円で、冒頭の口の中には約2800万円の資産がある!?と言っていた理由とつながってくるんです。
(伏線回収( *´艸`) )
まとめ
ぼくも1~2年に1回程度、歯医者さんに行くように心掛けていますが、行くと必ずと言っていいほど、虫歯が出来ています。
家族や友人と美味しい食事を食べることを楽しみにしているため、歯周病やその他の病気によるリスクを事前に予防する心掛けを行うことで歯から始まる病気を事前に防いでいきたいですよね。
今回、歯科検診の義務化から始まり、色々調べてみましたが、まさか大きな病気にまで発展するとは思いもよりませんでした。
かなり意外でしたが、いかに歯が大事にすべきか・・ということが分かったんじゃないでしょうか。
グラフは一例ですが、70歳で残存歯数が8本はあくまでも定期健診に行かない日本の場合です。
なので諸外国のように、定期健診へ行くことで残在歯数を8本から増やすことは可能と逆を言えば読み取れますよね。
先行投資して、歯と健康(資産価値)を守るかの選択出来るのはあなただけです。
単純に考えて、年間6000円を20歳から70歳までの50年間支払った際、医療費は300万円(6000×50)ですがこの値段高いと思いますか?
仮に70歳で、8本歯が残ったとすると、20本失っており、2000万円の損失です。
歯を失うことと比較しても、どちらが得か分かりますよね。
損得の問題ではないし、健康も害する可能性があると言うリスクから考えても・・
少なくとも義務化までは、もう少し時間が掛かります。
その間、個人で歯医者さんに検診に訪れ、歯のケアをしてご自身の資産価値である歯を守る心掛けを一緒にしてみませんか。
最後に、自身で出来る虫歯の予防のコツを調べたため、UPして終わりたいと思います。
1⃣フッ素ジェルを塗る
2⃣歯磨きと歯磨き後のフロスにより、清掃を行う
⇒フロスは元AKBの指原莉乃さんも推奨していました。
3⃣毎食後90%以上のキシリトールを取る
4⃣唾液検査を受ける
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