何か面白いアイディアが空から降ってきたから、起業しちゃる!!
もしくは自分の温めていた企画で勝負したいので、一念発起して起業しちゃる!!
そう思った時にまず必要なのはなんですか?

お、お金?

まぁ正解ですよ
よく分かりましたね。
そうです。まずは頭金などお金が必要になってきますが、頭金すら持っていないそこのあなた!!
どうしますか?
親や身内に頼むか、銀行や消費者金融などが第一に頭に浮かぶのが一般的かと思いますが時代は変わっています。
昭和世代のぼくらの場合、テレビの企画で「マネーの虎」と言う番組がありました。
(令和の虎なんてYouTubeであるみたいですが・・)
出資者であるどこぞの社長たちに対し、自分たちのアイデアをプレゼンし、気に入ってもらえればお金を貸してくれる・・
そんなテレビの企画のようなお金の借り方が、今ではそれがクラウドファンディングと言う形を変えて、我々の前に登場してくれるようになりました。
クラウドファンディングの何が良いか?って言われると
1)頭金など準備することなく、やりたいことに挑戦出来る
2)銀行に比べてお金を借りる事業計画他のしきい値が低い
3)支援者と一丸になりながら、成功を成し遂げる達成感を得られる
4)ローリスクで始められる
そんな新時代のお金の集め方、夢の叶え方について今回は少し紐解いてみたいと思います。
目次
クラウドファンディングの使い分け

クラウドファンディングとひと言で表現していますが、実際には大きく分けて3つに分類されています。
(サイトによっては他の分類方法で表現しているものもあります)
1⃣売却型・寄付型
2⃣投資型
3⃣借入型
それぞれについて詳細説明していく前に大前提は、1⃣は非投資型、2⃣3⃣は投資型に分類されます。
1⃣売却型・寄付型
支援してくれた金額の見返りとして何かしらのリターン(リワード)を提供する。
*寄付型の場合、リワードは無し
金融商品の取り扱いが無いため、気軽に始めることが可能。
【主なサイト】
2⃣投資型
ハッキリ言って金融商品の一種で株の取引とほぼ同様と考えてよいイメージです。
利益に応じ、支援者に金銭や株式などのリターンを行います。
経営計画書のような書類を作成しなければならないため、手軽に始められません。
【主なサイト】
3⃣借入型
不特定多数の方に呼びかけ、お金を集める借金のようなタイプです。
銀行と比較すると借入が多少楽です。
但し、投資型同様準備が手間となるため、手間がかかります。
【主なサイト】
と言った感じです。
あなたが選ぶべきは・・
売却型で一歩踏み出そう

やはり個人で始めるのであれば1⃣の売却型がやりやすいですね。
なぜやりやすいか?
その理由は、ベースのひな形があり、専任のスタッフがサポートしてくれるからです。
しかも大手のスタッフであれば、初心者を導くプロであり、実績も確かなものなので、頼りになります。
やり方は自由ですが、少額で感触を試し、周囲の反応を見てから、「いける!!」と判断してから、大型支援に切り替える。
などの肌観を捉えつつ、トライアンドエラーを繰り返しつつ自分の型を決めていくのが良いとされています。
では、具体的に成功するクラウドファンディングの共通点としては、
1⃣低価格でもリターンを設定してあげる
送料など鑑みて高すぎず、チープ過ぎないものを選ぶと良いです。
2⃣募集期間は1ヶ月以内がおすすめ
期間が長すぎると支援側も支援してもらう側も間延びしてしまうからです。
3⃣動画作成した方が成功率がUPする
動画が無い場合、支援側の解釈にゆだねることになります。
その点、動画がある場合は、視覚で訴えられるため、判断材料が増えるため、支援者にも
本気度が伝わっていきます。
4⃣達成率が60%を超えればほぼ成功で20%を超えれば成功の可能性大
データに基づいた値としてあるそうで、どのように初速の20%を超えれるか・・がキーに
なりそうですね。
といった感じです。
3⃣や4⃣に関しての根拠は、アメリカのクラウドファンディングサイトである「Kickstarter」さんにて成功と失敗の分析した結果に基づいています。
投資型や借入型で踏み出せる!?

個人的には2⃣投資型や3⃣借入型は、素人ではかなりハードルが高いと思います。
なぜかと言えば、クラウドファンディングの管轄が「金融庁」になるからです。
その場合、お金の入りと出など監査が入ったりするため、データ管理や監査対応等の時間的ロスが売却型とは比にならないくらい必要となります。
そして、多くの企業が参入しており、よっぽど企画が作りこまれていないとかなり厳しくなっています。
なので2⃣3⃣は、どちらかと言えば自身がクラウドファンディングを立ち上げると言うよりは、ファンド的な扱いで支援して、リターンで儲けるイメージの方が強いですね。
近年、話題になっている「不動産クラウドファンディング」も、2⃣に該当します。

ファンドと何が違うのかな?
少し横道にそれますが、「不動産クラウドファンディング」についても簡単に説明しておきます。
【番外編】不動産クラウドファンディングとは?

従来であれば、1つの不動産に対し、丸ごと購入する必要があったのに対し、運営側が窓口となり権利を分割し、小口化して販売する。
決められた期間中に得た利益を分配する。
と言う仕組みで、2⃣の投資型の支援側のイメージです。
支援する対象は、リゾートホテル・ホテル・空き家のリノベーションなど対象が多種多様なようで

上のグラフに示す通り、年々募集と参入企業と額が右肩上がりとなっているそうです。
不動産は日本の人口が減少していくと言う未来を想定するのであれば、一過性のものに過ぎない・・
そのため、個人的にはあまり推奨はしない・・と言うのがよしたかの考えです。
今日のまとめ

企画や事業計画を考えて・・
そう考えるとなかなか一歩踏み出しずらい「クラウドファンディング」ですが、銀行よりもお金を借りるしきい値は低く、リスクもほぼ無い。
サイトには相談窓口も設けられています。
そして、経験値とそれに賛同する仲間が出来る、という面やとりあえず、何かお金を集めて面白いことをやりたい人にはぜひトライして欲しい至れり尽くせりのコンテンツです。
クラウドファンディングがそこまでメジャーじゃなかった時に、先駆け的にお笑い芸人のキングコングの西野亮廣さんが映画製作のためにクラウドファンディングをやった際、システムを把握していない多く方々が
「芸能人が他人の金を利用して悪巧みしている」
みたいな感じでかなり叩かれていたのをを覚えています。
ですが、時代と共に多くの方に受け入れられてきています。
その結果、支援する人は、お金を出してでもその体験を共に共有したい!!とか
困っている面白いアイディアを持っているやつの芽をつぶしたくない!!
といった感じで、熱意に共感し「誰かを支援するために出資したい!」とか思ってくれたりします。
総じて思うのは、割と多くの方が助けを求めているあなたに対して、手を差し伸べてくれようとするということです。
(勘違いしないでほしいのは無駄なお金はもちろん出したがりません)
もしお金が問題となって、一歩踏み出すことを躊躇している・・
そう思っているのであれば、「クラウドファンディング」おすすめです!!
では、また!!
コメント
クラウドファンディングにも色々種類があるのですね!勉強になります!
くくり姫さん ブログ拝見頂きありがとうございます。ぼくも改めて色々調べて見て「こんなに色々種類があるんだなぁ・・」ってびっくりしました。それだけ挑戦するチャンス媒体があるってことが嬉しいですよね。